【計算を楽にする裏ワザ②】二ケタ以上の引き算は、数字の調整して○○がいい数字を作れば簡単【計算プリント作成ツール付き】

数字の計算は得意ですか？

算数や数学、理科などのテストではもちろん、日常生活でも頻繁に使う計算。人生の色々なところで使う計算は非常に重要です。しかし、計算は面倒だから苦手！という方やお子さんも多いのではないのでしょうか？

しかし、一見、面倒な計算も、実はいくつかのコツさえ知っているだけで、非常に楽に計算出来ますよ！楽になれば、もちろん、速く、正確に出来るようになりますよ。計算ミスで悩んでいる人にも非常に効果的です！

このページでは、名著「ドラえもんの算数おもしろ攻略計算がはやくできる」を参考に、そういった計算を楽にする裏ワザを紹介していきます。さらに、紹介した裏ワザを確実に使いこなせるようになる算数プリントも無料でダウンロードできるので、是非、出来るようになるまでやってみてください。

ドラえもんの算数おもしろ攻略計算がはやくできる

たし算引き算、かけ算わり算、分数小数のコツやミスしやすい点をどう解決するか、やさしくわかりやすく解説。あわせて中学入試問題の四則の初歩までとりあげた、大好評のドラえもん算数シリーズの9巻目。このページでは紹介しきれなかった細かな内容も漫画で分かりやすく説明してくれるので、文字が苦手な人でも絶対に出来るようになります！

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1. 計算のコツ解説
2. 練習問題プリント無料ダウンロード
- 2.1. excelを持っている方はこちら！プリント自動作成ツール
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計算のコツ解説

例題（186-99を1秒で出来ますか？）

今回は、次の問題を1秒で出来るようになるためのコツです。

例題：186 - 99　

どうですか？1秒で出来ましたか？前回の「二ケタ以上の足し算」についての裏ワザの引き算版なので、前回を読んでくれた人は、すんなり分かるかもしれません。前回の裏ワザが気になる人はこちらをどうぞ。

解説（こうすれば楽に計算できる！）

この問題を見た時に最初に考えるべきことは、決して、「186と99は、1の位が6と9だから、繰り下がりで、、」ではありません！

「99、って後ちょっとで100なのにな」と考えられるように、なりましょう！（前回の足し算と同じですね！！）

そうして、後ちょっとで100なら、問題の数字を100になるように変えちゃいましょう！！

具体的には、99は、あと1で100なので、1増やして100に変えてあげます。1増やしたので、代わりに186にも同じように1を増やして、187にしちゃいましょう。足し算と違って、どちらかを増やしたら、もう一方も増やしてあげるのがポイントです。

例題の考え方：186 - 99 = 187 - 100

そうすれば、187-100なんて、簡単に出来ちゃいますよね！？

足し算でも使えた数字の調整が、引き算でも使える！というのは、一つ使えるようになれば、両方出来るようになるということなので、大ラッキーですね！

類題（他にも例を見てみよう）

類題１：356 - 197

最初に、「197、って後ちょっとで200なのにな」と考えれたら、OKです！すんなり考えられた人は大天才！でも、考えられなかった人でも大丈夫。最初は難しくても、少し練習すれば、すぐに出来るようなりますよ。このページの最後に、無料でダウンロードできる計算プリントをつけているので、是非、練習してみてくださいね！

類題１：356 - 197 = 359 - 200 ＝ 159

197に3を足したので、合わせて356にも3を足して359に変えました

類題2：425 - 203

「あとちょっと」、以外にも、「もうちょっと少なければ」のパターンもあります。

この問題だと「203って、もうちょっと少なければ200なのにな」と思いついた人はセンスがありますよ！

類題２：425 - 203 = 422 - 200 = 222

203から3を引いて200にしました。合わせて、425からも3を引いて、422にしています。

引き算では、どちらから引いたら、同じようにもう一方からも引くというのがポイントです。

まとめ（二ケタ以上の引き算もひっ算なしで計算する）

二ケタ以上の数字の引き算は、意外とひっ算を使わないと出来ないと決めつけてしまいがちなものです。ですが、「あとちょっとでキリのいい数字になる」という思いつきで、問題の数字を少し調整してキリのいい数字を作ってしまえば、秒で出来るパターンがあります。この裏ワザは計算が得意な人は皆使っていますよ！ぜひ、あなたも身につけて、計算を楽にしちゃいましょう！！